世界経済は「危険な新局面に」 IMFが経済見通し下方修正 [経済]



 ニューヨーク(CNNMoney) 国際通貨基金(IMF)は20日、世界経済見通し(WEO)最新版の概要を発表した。

2011、12年の成長率の見通しをそれぞれ6月時点から下方修正し、世界経済が「危険な新局面」に入ったと警告した。

IMFは両年の世界経済の成長率をともに4%と予測している。6月の予測では11年が4.3%となっていた。

10年の成長率は5.1%。

特に先進国経済の回復の遅れや高失業率を指摘し、米国の成長率については11年が6月の2.5%から1.5%へ、12年も2.7%から1.8%へと大幅に引き下げた。

今年の世界経済は東日本大震災や中東・北アフリカの民主化運動など一連のショックに見舞われた後、大規模な債務や政治対立など、より根本的な問題が浮き彫りとなっている。

IMFは報告書の中で、欧州諸国はユーロ圏の債務危機を食い止めるため、7月の首脳会合での合意事項を早期に実施する必要があると述べた。

米国に対しては、大幅な支出削減が経済の回復を妨げる恐れがあると警告。

また、深刻な政治対立によって政策の方向性が不透明になっていると指摘した。

一方で途上国経済については、リスクが増大するものの堅調な成長が続くとの見方を示した。

中国経済の11年の成長率は9.5%と予測。

ただし12年は国外需要の縮小などにより9%にとどまるとして、6月に予測していた9.5%から下方修正した。

 2011.09.21 Wed posted at: 17:16 JST

 

官僚たちが既得権益を守るため、隠蔽工作や小沢氏潰しをしている間に、世界経済が大変な状態になっていた。

この数字は世界恐慌に陥る寸前である。

 いや、ギリシャの財政破綻後、その悪影響が欧米諸国に広がっているから、もうすでに世界恐慌が始まっているのだろうが。

今後も円高が進み、銀行関係も金利の引き下げを行うことはやむを得ないだろう。

急速な円高のため、製造業や輸出業は、もう既に海外移転を始めているが、このままでは日本の技術が海外へ奪い取らてしまう可能性大である。

本当に、内輪もめしている場合ではないのである。

 




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